技術の進歩っていうけれど
2030年の未来は、どうなっているのだろうか。
2021年の現代では、AI(人工知能)、DX(デジタルトランスフォーメーション)やブロックチェーン、量子コンピューターなどが話題です。
果たして子供の頃に想像した未来はそこまで来ているのでしょうか。
タイムスリップやコールドスリープは残念ながら現れていません。
例えばDXというのは、具体的な目的や機能がある訳ではなく、「ちゃんとIT技術についていかないと知らないよ」と言った提言のようなものです。
結局何をしたらよいかもわからず「我が社もリモートワークを整備しました」で、DXした気になったりしている企業も多いのだとか。
逆に「画像からAIが学習して市場状況や環境に適応した無人ファクトリーを実現します」などと、できもしないことを言ってる口先だけの企業も、あるとかないとか。
データ解析や機械学習は確かに進歩しています。
例えば設備の動作状況から、故障時期を予測して補修や部品の取り換えを行おうとしたり、個人のWEBの閲覧履歴から、マーケティングAIが学習して効果的な商品のプロモーションを行ったりなどはすでに実現できています。
10年後の未来は、これらの技術がシンギュラリティポイント(特異点:AIが人間の知能を超える転換点)を超え、飛躍的な進歩を遂げて欲しいと思います。
この転換がもたらす世界の変化は、人類に悲劇をもたらすという批判的な意見もありますが、私は期待しています。
少なくともこれらの新技術に対して懐疑的な態度はとるまいと決めています。
なんでも否定する嫌味なジジイではなく、新しい技術も積極的に試してみる、そんな老人になりたいと思います。
私が期待する未来
AIコンシェルジュに、海外旅行の相談をすると、興味がありそうな場所や食事や宿を見繕ってくれて、4泊6日のヨーロッパ旅行の手配をしてくれる、といった未来はすぐにでも実現して欲しいものです。
ついでに言語の翻訳サイトのイノベーションにも期待したいです。アレクサやシリも頑張ってはいますが、なんか惜しい感じですよね。
ワタシ:「ヘイ、スガ、コロナワクチンの摂取状況を教えて?」
AI :「おそらく今月中にはの50%は達成できる状況と専門家から聞いてます」
ワタシ:「ヘイ、スガ、それほんとなの? コウノは無理だといってたけど」
AI :「厚生省のワクチン摂取状況のページを表示します」
日本政府にもこんなことを考える組織(デジタル庁)が作られました。
デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指し、今後は予算も人材も投入されるのだと思われますので、こうご期待ですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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