久しぶりの両親との食事会
先日、両親と食事会に行ってきました。博多駅近くのちょっと小洒落たフレンチレストランへ。
フレンチといっても、ドレスコードがあるわけでもなく気軽に楽しめるお店です。
二人とも、この日を楽しみにしてくれていたようで、両親は先に到着していました。
妻と上の娘も参加してくれたので、5人でテーブルを囲むことができました。
スパークリングワインで乾杯し、生ハム、チーズ、ホタテ貝の冷製などの前菜をいただき、メインの牛フィレや子羊の煮込み料理、デザートにケーキやアイスなど、どれもおいしくいただきました。
私の父母はふだん外食はほとんどしないため、こんなイベントを準備するととても喜んでくれます。
子供が小さい頃は、運動会や発表会などの定期的なイベンドに呼ぶことができたんですが、最近はイベント自体少なくなっていましたから良かったですね。
楽しい食事の時間を終えて、店を出て娘と並んだ所を見ると、両親は明らかに小さく見えました。
父親は、最近の健康診断で身長が4cm縮んで162cmだったそうで、ヒールをはいて170㎝はありそうな娘を見上げてショックを受けていました (笑)。
ボケ防止習慣
まあ、80を超えても、子供や孫と食事ができてお酒が飲めるというのは幸せなことですね。
私が80代になった時に、果たして同様に健康でいられるでしょうか(悪いところは少しくらいあったとしても)。
私の両親の健康への気遣いは、主に食事です。
食事の栄養バランスはいつも「まごわやさしい」を意識しているそうです。
ご存知でしょうか?「まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いも」
バランスの良い食事をするために取り入れたい食の7品目の頭文字を並べたものだそうです。
運動面では、母はウォーキングをしているようですが、父は足が少し悪いらしく長時間歩くのはきついようです。
ただ、毎日の日課となっているユニークなボケ防止習慣がありまして、朝食前に二人で仏壇の前に座り、般若心経を唱えるんです。(はんにゃしんぎょう:仏教の全経典の中でも最も短いもののひとつ。古くから日本の在家信者に愛唱される経典。出典:wikipedia)
これは、認知症予防や早期検知という意味では、とても良い方法だと思います。
何しろ暗唱する訳ですから、どこかで詰まったり忘れたりしたら相手が必ず気付きますから。
このように両親が二人とも元気でいてくれることは幸運なことです。
現在私も自由時間ができましたので、これからは両親といっしょに過ごす時間をたくさん作っていきたいと思っています。
般若心経も覚えた方がいいかもしれませんが、これは努力目標ということで。
健康長寿
「あと桜を何回見られるか」、「自分の親と何回会えるのか」
残りの人生を数える時によく引き合いに出される言葉ですが、私は人生を90年と仮置きしていますので、桜に関してはあと35回です。
両親と会うのは退職前は年4~5回程度でしたが、退職してからは最低でも月1回はと思っています。学生時代にたくさん迷惑をかけたので、これくらいは。
ちなみに最初に両親を食事に誘ったのは、私が就職して初給料をもらった時です。
この時の食事会は今でも両親から「あの時はとても嬉しかったよ」と感謝されますので、よほど心に残った出来事だったのだと思います。
そんなこんなで、今度は母の誕生日に食事に誘うことにしました。
喜んでくれるといいんだけど。。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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