読書感想「読みたいことを、書けばいい」文章力をアップさせるシンプルな方法

読書感想

2019年出版の「読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術」という本の紹介をさせてください。

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自分が書きたいものを書く

筆者は元コピーライター。

独特の感性で要請された仕事の範囲をものともせずに、自分の読みたいようなアウトプットを量産し、いつしか社会に一目おかれる存在へとステップアップされています。

つまり、求められるモノのを書くのではなく、自分の書きたいものを書くのであると。

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読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術 [ 田中 泰延 ]
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正直私pandaもブログの方向性に悩んでいる一人ですから、執筆を生業としている方の言葉が参考になるのではないかと、この本を読んでみました。

著者は元コピーライターの田中奏延(たなかひろのぶ)さん。コピーライターというと糸井重里さんとかが最初に頭に浮かびますが、田中奏延さんもなかなかどうして曲者のようです。

一つのことをものすごく深く掘り下げて本質に迫ったと思えば、文章の端々にジョークをちりばめたり、読み手側がまんまと操られている感じがします。

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執筆はHowToじゃ語れない

この本は章立てはHowTo本よろしく5W1Hの体裁をとっていますが、中身は著者の主張一辺倒です。著者によると,

ネットで読まれている文書の9割は「随筆」
<中略>
随筆を定義するとこうなる。「事象と心象が交わるところに生まれる文章」

著者によるとブログも「随筆」である。そして「随筆」とは、自分が体験した事象とそこに生じた心象を表現したものであります。

たとえば就職活動の際に提出するエントリーシートひとつにしても、著者が記したサンプルは全く常識離れしています。志望動機は「御社が私を必要としているように感じたので」。

私が採用担当者なら、ちょっと話を聞いてみたいと思う仕掛けが、そこにはあるんですよ。

ペルソナなんていらない

ペルソナというのは、ブログの読者の年齢、性別、職業、趣味などをあらかじめ設定しておき、その人に向けた文章を書く方がよいと言われます(この読書のモデルのことをペルソナという)。

一般的な文章術の本には、このようなことが書かれているんですが、筆者は

ターゲットなど想定しないくていい

と言い切ります。

この意図は、そもそも特定の誰かを想定しても、自分の言いたい事が届くなんてことは、そうそうない。

その文章を最初に読む自分が面白くなければ、書くこと自体が無駄になる。

究極の自分軸的な発想です。

結局、自分が求める事や、自分の心が楽しくなるような事を書き続けることが、文章を書き続ける秘訣なのかもしれません。

それは、テンプレートに従って誰かが求めると思われる質問・疑問に対する答えを用意する文章とは全く違うものといえるでしょう。(そこには自身が経験したものはありませんから

最後にもう一つ

たくさんの人に読んでもらえ、Web上やSNSでバズり、内容が効率よく人に届き、とてもおもしろく、わかりやすい文書を簡単に書く方法。それは短くいうと、こうだ。

そんなものはない

どうでしょうか。

先人のマネをすることも戦略的には有効でしょうが、万人が「これさえやっておけばうまくいくよ」といった方法論は、実際は人には届かず、それぞれが工夫しながら成長していこうとする努力こそが、人を動かすのかもしれません。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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