10代の頃にバイクに乗っていたpandaは、いつの頃からかまたバイクに乗りたいと思い始めました。
中年オヤジのリターンライダーというヤツです。
颯爽と風を切り、肌で感じるスピード感。一人のんびり海沿いを走ったり、気の合う仲間と温泉へ出かけたり。
いつかは、大型免許(400cc以上のバイクに乗れる)を取って、1200㏄のハーレーなんかにも乗ってみたいと思っています。
2022年春の沖縄旅行の際、ホンダの350ccをレンタルしてショートツーリングに出かけたのですが、昔の感覚が戻ってこない感がありました。
よく言われる「人馬一体感」という感覚です。
なんか、自分のものにできてない、乗りこなせてない、もっと楽しめたはずだ、みたいな。
そこで大型免許の取得に臨む前に、自分の能力とバイク愛を確認するために、
「まずは買ってみる」ことにしました。
今回のブログでは、これからバイク買おうかなと思っているリターンライダーの方や初心者の方、カワサキNinjaのファンの方に対して、バイク購入費用やその他の諸経費についての実績を紹介し、参考にしていただけたらという内容になっています。
ここ2~3年の中型バイク市場は、コロナ影響でサプライチェーンが破綻したとかなんとかで、新車の流通が滞っているようです。
人気車種の新車の入荷は少なく、予約だけで半年先まで埋まっているという話もよく耳にします。
一方中古車に至っても、新車と同等レベルの価格帯。人気車種は新車価格を上回るもののあるようです。
見た目的にはホンダのGBが好みではありますが、沖縄で乗った印象は少し思っていたのと違いました。
それで雑誌やネットでの印象がいいカワサキの販売店へ行って見ることに。
何かお探しでしょうか?
250~400ccクラスのバイクを探しています。
ホンダGB350、カワサキNinja400など
どれも昨年からずっと在庫が厳しくて、
入荷自体が数ヶ月先になりそうなんです。
そうなんですか~残念。
今回は縁がなかったかな~?!
ちょ、ちょっとお待ちください。
本日1台予約のキャンセルがありまして、
それだったら1か月程度で納車可能です!
これは買うしかないですね。
その一台を予約させてください!
タイミングってあるんです。と思うんですよ。
数日前に別の販売店に聞いてみたら在庫は既に無くなっていて次回入荷分は全て予約済み、その先は未定でした。
この日足を運んだこちらの販売店でも同様に、同車種の入荷予定分は全て予約済みでしたが、たまたまキャンセルがあったそうです。
なので、手持ちの4万円で即決予約しました。
今回予約したのがNinja400 の白(2023年式)です。
その他のカラーバリエーションとしてはほかに緑と黒がありますが、カワサキと言えば緑のイメージがありますので白はちょっと珍しい気がします。
それに白黒はpandaの配色にも似てますし。
車体本体価格は75,9000円。今回オプション購入したものは、ETCとUSBポート、フレームスライダー(転倒時のカウルガード)など123,000円。
その他、車両登録料などの諸経費が48,290円。自賠責、重量税などが18,760円。
費目 | 金額 |
---|---|
車体本体価 | 759,000 |
オプション価格 | 122,892 |
諸経費 | 48,290 |
自賠責、重量税等 | 18,760 |
合計 | 948,942 |
合計で約95万円。納期は約3週間後となりました。
ひと昔であれば、ここから値引き交渉ができたのですが、今のご時勢では(こちらの販売店系列では)難しいそうで、残念ながら値引きはありませんでした。
この在庫不足の状況ではしょうがありませんね。
バイクの任意保険についてはどこも同じようなものでしたので、現在自家用車で契約中のチューリッヒ「スーパーバイク保険」で契約しました。
対人・対物無制限で保険料は年間12,110円(インターネット割引)でした。月々1,000円程度です。
駐車スペースの確保については、かなり悩みました。
自宅マンションの屋根付きの駐輪場に置くこともできるのですが、やはり盗難が心配です。
というのもpandaは10代の時、一度バイク(ホンダの250cc)を盗まれた経験があるので、あんな絶望感は二度と味わいたくないのです。
当時は幸運にも友人がすぐに発見してくれたので、大事には至りませんでしたが、今時そんな話はめったにありません。
そこでレンタル倉庫(コンテナ)に格納することを考えました。例えばこんな感じ
バイクガレージ専用タイプ(2.6帖~4.18m²、190cm・220cm・230cm)で月額17,800円プラス初期費用約2万円程度でレンタルできるようです。
周辺のクルマの駐車場料金よりもだいぶ高いですが、安心感は段違いです。
同社に問い合わせて自宅近くで探してもらいましたが、残念ながら空きはありませんでした。
これがあるとガレージまでの往復が手間ですが、盗難やいたずらは完全回避できそうで安心なんですがね。
最も安心できる選択肢がなくなったので、次善の策を検討しました。
ネットの情報を調べてみると、防犯対策のポイントは以下のようです。
- 必ず構造物に繋げてロックする
- なるべく切断に時間がかかる強度のチェーンロックを使用する
- 複数個所ロックする
- 盗賊がいやがる防犯アラームを仕掛ける
- そもそもバイクが狙われないようにカバーする
当マンションの駐輪場は一般道からは一段高い場所にあるので、そもそも簡単に道路脇に駐車したワゴンやトラックに運び込むのは手間だと思いますが、前輪のチェーンロックを切られると簡単に運べそうです。
とはいえ、ハンドルロックだけでは意識低すぎです。見た目の「警戒感」も重要です。
駐輪場にはチェーンロックを繋げるための鉄管が装備されていますので、なるべく太目(20ミリ以上)のチェーンロックを使用することにします。
油圧カッターなんか持ってこられるとたぶん太刀打ちできませんが、時間稼ぎにはなります。
次は、防犯アラームです。上記のチェーンロックを外す作業自体を、簡単にはさせません。
盗賊はバイク屋のフリをして作業するそうですが、いかにも所有者から依頼されたような顔をしてても、アラームがなってたら怪しまれるに違いない。
アラームもいろいろありますが、今回はこちらを試すことにしました。感度と音量が設定できますので、どちらも最高、最大に設定します。
アラーム本体を車体に取り付け、bluetoothで接続するキーでロックすると「ロック状態」となり、シートを軽く叩く程度の振動にも反応します。
このアラームは最初の振動では警告オン(ビッビッ)がなり、その後もう一度振動が加わるとけたたましいアラームが30秒間鳴り続けます。
最後はバイクカバーです。
当マンションの駐車場はそもそも屋根付きでカバーをしている車両は見当たりませんが、パッと見車種が分からないようにして、盗賊に狙われないようにするのも重要です。
ホコリや汚れ紫外線から守るという意味でもここはケチらず納得できるものを選びましょう。
追加で盗難保険にも入ります。
そもそもコンテナガレージに月2万近く払うつもりだったんですから、盗難保険くらいの安心料は想定内ですね。
比較サイトでいくつか調べてみて、リーズナブルなSBI日本少短保険の「みんなのバイク保険」を選択しました。
車両保険を付けると保険料が高くなりますが、盗難に特化することで保険料は年間16,055円(月々1,338円)と抑えることができました。
まあ、お守り替わりと考えられれば十分だと思います。
という訳で、多少内容が前後してはいますが、10月の下旬に無事納車完了しました。
結局のところの初期費用は、合計99万円でした(ヘルメット、グローブなどの装備品とガソリン代を除きます)。
費目 | 金額 |
---|---|
車両価格他(諸経費、税含) | 948,942 |
任意保険 | 12,110 |
防犯グッズ | 12,500 |
盗難保険 | 16,055 |
合計 | 989,607 |
まあ、車体価格約76万の新車のNinja400については、総額では100万以内で走り始めることができました。
早速、山口県の角島や大分県の耶馬渓へショートツーリングに出かけ、バイクと自分の慣らし運転に励んでいます。
これからは寒くなりますので少々回数は減りそうですが、春になったらどんどん温泉巡りやキャンプツーリングに出かけたいと思います!
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