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「いくら資産があれば私はFIREできるのでしょうか」問題

ブログ投稿も当初目標の100記事を超えましたが、相変わらずのPV数の少なさにへこんでます。

まあ、自分のためにやってることでもありますのでめげずに続けます。

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FIREブログの読者のニーズは

さて、100記事あれば少しは傾向が見えてくるかと思いますが、とりあえずこのサイトの過去30日(2022年3月9日時点)の人気記事を見てみますと、

1位

55歳のハローワーク、早期退職した50代に後悔はあったのか
先日ハローワークに雇用保険説明会にいってきました。55歳で求職活動をする場合にどんな可能性があるのか考えてみます。

2位

年金はどのくらいもらえるの? 年金免除申請と繰り下げ受給
失業中の身ですので国民年金保険料の免除申請をしてきました。免除申請をすると当然将来の支給額も減額されるのですが、いったいいくらになるのか試算してみました。また受給額を増やすことができる繰り下げ受給については、どのくらい繰り下げれば最適なのかについても考えてみます。

3位

老後は何歳から、社会とつながる手段は仕事だけじゃないはず
一般に何歳になったら老後になるのだろうか。老後まではまだ時間がある、まだ社会の役に立つことがあるとしたら、やりがいのある仕事があるとしたら就職すべきか。その場合のやりがいのある仕事とは何なのか、仕事に就くとしたらその条件はどう考えたらよいのか。

4位

リタイア生活スタート地点の総資産(2021年総まとめ)
2021年の資産運用結果を整理してみました。2021年は2020年に引き続き米国株、日本株がともに好調な1年だったので、総資産の伸びは23%。ここが2022年のリタイア生活のスタート地点になります。この先の推移は4半期単位くらいに報告したいと思います。計画通りに行けばいいですが。。

5位

ライフプランを可視化する!エクセルで老後資金を簡単シミュレーション(サンプル付き)
資産シミュレーションの作り方を解説します。まずはここから、自由への第一歩です。FIREを目指す方には必須科目、目指していない方にとってもきっと人生設計の上で役に立ちます。老後や退職後の生活費や年金収入など、この先20~30年の収支を見通す助けになります。

このサイトを見てくださっている皆さんは、FIREしたいと思っているが老後資金をいくら準備したらいいかわからない、それに加えて、退職後の生活はどんなものか、社会保険や年金は大丈夫か、といった不安を抱いている方が多いのではないかと想像します。

具体的には、こんな考えが頭の中をぐるぐるしてるのでは。

  • 今の仕事はつまらない
  • 仕事を通じて成長できる気がしない
  • 通勤時間が長くてしんどい
  • 残業代よりも定時後の時間を副業やスキルアップに使いたい
  • 職場の嫌な上司から早く離れたい
  • 家族との時間をもっと作りたい

など。

一方で、FIRE達成したとしても、その後の生活には不安がつきものでして、こんなことも気になりますよね。

  • 退職後の生活費は足りるのか
  • 金融資産は予定どおりに不労所得を稼ぎ出せるのか
  • 仕事しないと暇なのでは
  • 節約生活ばかりではなく贅沢もしたい

実際、退職する前の私も同様の不安を抱き、社会保険の情報を集めたり、金融資産を集計したり、自分が納得してFIREに踏み出せるネタを集めてばかりいました。

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いくら資産があれば今の仕事を辞められるのか

金融資産が「どれくらいあれば退職しても自分が望む自立した生活ができるのか」については、自分の寿命を仮置きした上で

(生活費+ゆとり費)×余命=資産+予定年間不労所得(配当や年金など)×余命

という式が成り立つ資産を貯めればよいのだと思いますが、そんなに簡単ではありません。

「老後2000万円問題」のように、これといった正解があるわけではなく(2000万も正解ではないです)、どれくらいの生活水準で満足できるかは自分との調整と割り切りです。

また右辺の「資産」、「予定年間不労所得」は、これまでに貯めている預貯金や投資信託や株式などでどれくらい持ちこたえらえるかです。

株式などを取り崩すと配当は減りますし、年金の受給を遅らせて支給額を増やしても、年金額に応じて税金も増えますので、使い方や増やし方には注意が必要だったりします。

つまりは不確定な要因が多すぎて、これで絶対大丈夫といった答えを見出だすのがかなり難しいのではないかと思います。特に若いうちはなおさらです。

私pandaは55歳ですが10年先の事はわかりませんので、長生きリスクを考慮して計画上は97歳まで生きることにしています。

私の父母世代をみると、年金を月20万円程もらいながらも、生活費はそれほどかけず少しずつでも貯金できている様子です。明らかに我々50代の生活費よりも少なく抑えられていますね。

なので年金収入や配当収入を必要以上に増やす努力はせず、健康寿命を意識したほどほどの充実生活を送ることも生き方の一つです。

そのための老後準備資金とは、生活費+ゆとり費を合わせて30万円とすると年間360万円。

配当利率4%なら360×25=9000万円、の株式があれば元本を減らさずに配当だけで生活が賄えるかもしれませんが、そもそも元本を残す必要もないですし、取り崩してもOKです。

だとすると、例えば年金受給開始を5年繰り下げて70才とすると、それまでの15年を取り崩し期間として360×15=5400万。

年金を20万受給できる場合は、70歳以降の生活費をダウンサイズして25万で生活できるようにして、不足する5万円(年間60万)を配当益で賄うと考えると、配当利率4%なら60×25=1500万の株式があれば良さそうです。

これなら、死んだ時に1500万残る可能性も高いので、葬式代を出した後に相続税控除の範囲で少しだけ子供たちにプレゼントできるはずです。

ということで、55才時点で5400万+1500万=6900万 あれば大丈夫そうです。

実際は計画通りはいかないとは思いますが、「これでいけるんじゃないか」という自信が持てるかどうかが、決断のカギだと私は思います。

是非みなさんもいろいろと悩んでみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

こちらの記事もご一読ください。

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panda

2021年末にFIRE(経済的自立と早期リタイア)達成。その後のリタイア生活や資産運用の情報を随時発信していきます。 趣味はバイク、株式投資、プログラミング、DIY、映画、アニメなど。

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