行きがけに不要な荷物は全て箱根湯本駅のコインロッカーに置いていましたから、一旦は箱根湯本駅に戻りたいので、ここは最短ルートの高速バスを使います(箱根フリーパスも使えました)。
箱根湯本で荷物を取り出し、登山鉄道で小田原まで、小田原からはJRで藤沢へ。
藤沢からは江ノ電に乗ります。江ノ電に乗るのも今回の目的の一つ。あの漫画の聖地を通ります。
線路わきの建物とぶつかりそうなくらいすれすれを走る江ノ電、レトロな駅舎を通り、江の島をみて、漫画スラムダンクで有名な踏切も通りました。これはちょっと感動です!これは家族にも自慢できます!
由比ヶ浜駅で江ノ電を下車、徒歩3分。鎌倉での宿泊は、レトロ感漂うこちらの宿「かいひん荘鎌倉」。
1924年に建てられたこちらの宿は、今年で築99年。昔から政界、財界の著名人が訪れたそうで、近年芸能人が訪れたりTVの取材がきたりするそうです。
お部屋は15畳くらいの広々とした和室。食事もお部屋でいただけます。
この日は早めに休んで、翌日は朝7時半ごろから由比ヶ浜まで散歩にいきました。宿から徒歩5分くらいです。
小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、既に30人くらいのサーファーの方が海に入っていました。
なんともうらやましい憧れのライフスタイルですね。湘南の海辺近くに住んで朝からサーフィンだなんて。私も「鎌倉に移住してみようかな」なんて考えたりして。
最終日は鎌倉観光です。ちなみに移動はほぼタクシーで行きます。観光タクシーの利用も考えましたが、ホテルの案内では2時間で13,200円でしたので割高感がありました。なので都度電話で迎えに来てもらうことにしました。
何はともあれ鎌倉といったら大仏です。ホテルからは車で5分程度。朝の雨もあがり天気も少しよくなってきました。
大仏さま、男前ですね。調子にのって大仏さまの中にもはいってみました(ちなみに料金は100円)。こんな経験はなかなかできないので、行かれる人は是非入ってみましょう。
この画像は大仏さまのお腹(内側)から頭の方を見上げたところです。左の手すり側が背中側。背中には窓のようなものがありました。
次は銭洗弁財天です。高徳院からは車で15分ほど。
写真右の洞窟をくぐると、その奥に社務所があります。社務所でろうそくと線香を購入して(セットで200円)奥宮へ向かいます。手前にある燭台でろうそくに火をつけ献灯、線香にも火をつけて献香し、お金を竹ざるに入れて洗いました。
これでお金持ちになれそうです。ちなみに洗ったお金はとっておかずに使った方がよいそうです。
長谷寺も鎌倉観光では外せない名所ですが、急な石段を登らなくてはならないので、足の悪い父にはちょっと厳しいところでしたが
十一面観音菩薩像は見ておこうと頑張って登ってくれました。金色に輝く高さ約9mの見上げる程の神々しさでした。いや素晴らしかったです。いや日本文化は素晴らしい。
写真は撮れなかったので、見たい方はこちらからどうぞ。
長谷寺は他にも見どころがいくつかありまして、あじさいもきれいでした。
父はだいぶ疲れたらしく座って休憩していましたので、あじさいは私だけで見て回り、父が落ち着いたところで山を下りることにしました。
次は竹林で有名な報国寺です。雑誌やTVで度々目にするこちらの名所。長谷寺からは少し遠くて、車で20分程でしょうか。
小さな寺で観光客も10名程度でした。そして、その竹林がこちらです。
とても静かでいいですね。手入れが行き届いていて整然としています。空気も風も柔らかく、しかしどこかしら緊張感があるような。
抹茶付き拝観料900円で、奥の茶屋で抹茶がいただけます。
竹を見ながら抹茶を一服、なんとも趣深いです。木漏れ日の心地よいこと。
報国寺の抹茶は、鎌倉観光では外せませんね。
鎌倉で最も外せないのがこちら、鶴岡八幡宮ですね。
こちらの鳥居の手前でタクシーを降りますが、ここから200メートル程の長い参道を歩きます。そして60段程の石段を登るんですが、父の足が心配です。
本人は大丈夫だと言ってますが、歩くスピードは格段に遅くなっていました。でもここで引き返すと後で後悔しそうなので、ここは頑張ってもらいなんとか本殿まで到達できました。
全員で参拝し、今回のミッションはコンプリートです。帰り道がまだ心配ですが、父のペースに合わせてゆっくり帰路につきます。
途中、母が豊島屋本店で鳩サブレを大量購入し、鎌倉駅から高速バスで羽田へ向かいました。
当初は電車を使う予定でしたが、乗り降りが少ない高速バスに変更です。運よく写真の小町通りを抜けたところにバス停がありました。
駅前のマクドナルドで15分程休憩した後、バスに乗車しました(\1,500)。高速バスの車窓からの景色も見れて、かえって良かったと父母とも喜んでくれました。
羽田からは定刻通り離陸し、福岡空港へは19時半くらいに到着。この日福岡地方は大雨の予報でしたが、到着時はだいぶ雨も上がっているようでした。
帰って夕食を準備するのも母が大変だろうと思いやり、福岡空港の飲食店で軽く食事をとってから解散。
疲れが残って熱でも出すんじゃないかと心配しましたが、翌日も翌々日にも元気そうな声で電話がありましたので、大丈夫だったようです。
今回の旅行費用ですが、食事代とタクシー代は概算、おみやげ代は含まずで、ざっとこんな感じです。
費目 | 費用 |
飛行機代 | 96,180 |
箱根宿 | 62,150 |
鎌倉宿 | 64,070 |
箱根フリーパス | 12,000 |
羽田ー小田原 | 4,062 |
小田原ー藤沢 | 1,782 |
藤沢ー由比ヶ浜 | 930 |
鎌倉タクシー(トータルの概算) | 10,000 |
鎌倉ー羽田高速バス | 4,500 |
1日目昼食(羽田) | 6,500 |
2日目箱根(たまご、生ビール) | 1,160 |
3日目鎌倉での拝観料等 | 3,600 |
3日目夕食(福岡空港) | 5,900 |
合計 | 272,834 |
合計で約27.3万(一人あたり約9.1万円)でした。
今回、私自身の反省点としましては、鎌倉で何回かタクシーを呼ぶ場所やタイミングを間違えて、父を余計に歩かせたり立たせたりしたことです。
鎌倉はタクシーが捕まらないどころか、乗り降りする場所が制限されている場所もあり、観光客には難しかったですね。最初から素直に観光タクシーにお願いすべきだったかもしれません。
とはいえ、両親とも喜んでくれたのは確か。計画したり手配したりするのは大変でしたが、両親仲良く楽しく過ごせたのではないかと思います。
もし「今度はあそこに行きたいねぇ」と言われたら、私もまた喜んで応えたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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