以前のブログで記述した内容なんですが、早期リタイアを考えている方は、退職後をどう過ごすかを家族に説明する必要があります。
私のようにFIREについて家族の理解を得たいと考える方のために、必要な情報を再度投稿したいと思います。(決してネタ切れではありません、重要なところですので)
住居費や光熱費、教育費や交際費を含めた年単位の生活費の総額。固定費と変動費は分けて、月々いくら必要で、年間でいくら必要かを把握してください。
panda家では約20万円と想定していますが、この裏付けとして、毎月の家計情報を1年以上記録してエクセルにまとめています。
現金、財形貯蓄、企業年金、保険の返戻金、投資信託、株式の評価額と年間の配当金額、想定退職金など。
家族の金融知識が乏しい場合は、詳しい説明は混乱させるだけなので、「現金がいくらで、株式と投資信託がいくらで、合計いくら」と概要が説明できるようにしておきましょう。
退職時期を仮置きし、今後95歳までの年間の生活費と、その他費用を洗い出してください。
リフォームや車の買い替え費用、年金保険料、健康保険料、介護保険料、固定資産税などの支出と、株式・投資信託の配当や年金などの収入が、どのように推移するかのシミュレーションプランを作成してください。
この作業はちょっと大変ですが、早期リタイアがうまくいくかどうかを、机上で確認することは重要な作業です。
投資リターンの割合は、楽観、平均、悲観の3パターンくらい。年金受給開始タイミングについても、65歳と70歳の2パターンくらい。支出については、生活費+ゆとり費を、現状相当、ちょっと贅沢、豪遊の3パターンれくらいで試算してみてください。
ちなみに、上記はpanda家での、投資リターン=悲観パターン、年金受給開始=70歳、生活費+ゆとり費=現状相当での試算ですが、まだ少し余裕がありそうです。
いずれのパターンでも、夫婦二人の生存期間にわたってマイナスになっていないことが重要です。もしマイナスになりそうなら、そのプランは採用できないことを、ここで再認識してください。
例えば、ゆとり費はこれ以上はかけられないな、とか。
自分が幸せと思うことと、これから先3年サイクルくらいで実現したい事柄を整理しておきましょう。(バケットリスト)
3,4のライフプランはよく考えて作成してください。これがないと、ただの現実逃避になってしまいます。特に「会社を辞めて何をしたいか」を考えるのは楽しいものですよ。これまで実現できないかもしれないと思っていた、夢を書き出せばいいんです。
ただ、独りよがりにならないよう、家族の事を考えた内容も付け加えておいてください。私は、両親との時間を作ったり、いっしょに旅行に行ったりする事も、やりたいことの一つとしてあげています。
以上を整理することで、自分の意思も固まりますし、家族に説明をすることでリタイア後のイメージが固まっていくのを感じられると思います。(私がそうでしたので)
ぜひ、頑張っていきましょう。
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