55歳で30年務めた会社を早期リタイアしたpandaは、「これまでやってみたくても、できなかったこと」をやってみようと、沖縄へ一人旅に出ることにしました。
今回の旅のコンセプトは、「あえて何も決めない旅」です。期間は約1週間、帰りたくなったら帰ることにしています。
前回の記事はこちら。
退職後にやりたい事の一つに「大型自動二輪免許をとってバイクで日本一周したい」というのがあります。
しかし一方で、30年以上も乗っていないのに大丈夫か? という不安もあります。
そこで、どうせ乗るなら沖縄でレンタルバイクをしてみよう、ということにしてバイクを予約しました。
今回お世話になったのは、那覇空港近くの「モトフリーク・ウィリー那覇店」さん。ゆいレールの赤嶺駅から徒歩5分くらい
私が宿泊している国際通りからは、ゆいレールの県庁前駅から20分程、270円です。
バイクの予約は全てWEBからできまして、メーカー、排気量、車種など、選択肢はわりと多目で、きれい目です。
それで、ホンダのGB350という車種を選びました。
このバイク2021年式のネイキッドタイプと呼ばれるものです。単気筒エンジンで350CCですので、ヤマハの単気筒の名車、SR400のライバル的な存在のようです。
私は単気筒のバイクには乗ったことがなかったのと、バイクらしいデザインに憧れ、一時は購入を検討してたのでコレに決めました。
料金は、8時間で7,300円、ヘルメットが1,000円の、トータル8,300円+ガソリン代になります。
この日は天気が悪く、曇り時々雨でした。午前10時に乗り始めてすぐさま雨に見舞われました。雨具の用意もなく、いや~寒かった。持っていた長袖Tシャツを途中で中に着込みました。
そうなんです。普通バイクに乗る時は軽装はもってのほか。そういう私は、長袖、長ズボンでしたが、グローブ(手袋なし)、ブーツなし、雨具なしの軽装備。
ライダーの皆さんからはお叱りを受けそうです。まあ、急に決めましたんで仕方ありません。
このバイク足つき性は、身長175㎝の私でもいまいちな感じ。シート幅が広く、股が広がってしまうため、つま先が付く程度になってしまいました。
また、ハンドルが高めにあるため、前傾姿勢ではなく、なるべく前側に座って姿勢を立てると腰への負担が減るようです。まあ、そうすると風の抵抗を受けやすくなるので、それはそれで辛いんですけど。
そんなこんなで、時速50km~60kmでゆっくりめに走るには丁度いい感じでした。
もう一つ難点として、単気筒エンジンの特徴かもしれませんが、走っている時の振動が激しく、1時間程走ると手が痺れました。
今回の試乗で、私の購入リストからは外れそうですね。デザインは魅力的なんですが。
目的地は有名な「美ら海水族館」。レンタルバイクショップからは、約100kmです。高速も使えますが、急ぐ旅ではないので下道で行くことにしました。
道中は特に渋滞もなく、スイスイと行けました。不安だった運転の方は、何回かエンストしましたが、まあなんとか大丈夫な感じです。
慣れないうちはスピードも出さず、安全運転で行きます。
途中、少し道を間違ってしまい、後から立ち寄ろうと思っていた「古宇利島」へ先についてしまいました。
写真は「古宇利島大橋」です。歩いても渡れます。
よくテレビCMなんかで使われる、海の中の一本橋です。天気がよければ写真映えしそうだったのですが、残念。
島の入り口のパーキングエリアで引き返して先を急ぎます。なにせ8時間レンタルですから。
古宇利島から美ら海水族館までは30分くらいです。グーグルマップに頼りながらなんとか到着しました。
ジンベイザメやマンタ、マナティやイルカもいます。時間がある方はゆっくり楽しんでいただけたらと思います。
ここは、公園内にそれぞれエリアが分かれていまして、マナティやイルカは本館とは少し離れたところにあります。天気がよければいいですが、豪雨の時は傘が必要ですね。
帰り道にガイドブックで気になっていた浦添市にある「港川外人住宅」に立ち寄りました。
こちらレトロかわいい住宅街でして、おしゃれ店舗も多数あるようです。
結構分かり難い所にあり、私が辿りついたのは17時過ぎ。店舗はほぼ閉店していました。
なので雰囲気だけお伝えできればと思い写真だけ。こんな建物が20軒以上あるようです。
その後はレンタルショップに急ぎ、近くのスタンドで給油してショップにバイクを返却しました。走行距離は204km。
久しぶりのクラッチ操作で左手がかなり疲れましたが、バイク乗ってみて良かったです。以前はもっと、こう、人馬一体的な感触だったんですが今回はまだまだでした。
もう少し練習して乗りこなせるようになりたいですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。まだ続きますので、どうぞ最後までお付き合いください!
次の記事はこちら。ついに沖縄を離れます。
旅行最終日と総費用をまとめた記事はこちら。
最初から見ていただく方は、こちらからどうぞ。