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FIRE卒業か? 仕事を趣味にする話

雑記

2024年に入ってから、少々仕事っぽいことを始めました。仕事と言ってしまうとそれ相応の責任が発生しますから、そこはちょうどいい加減にします。

仕事内容は、ちょっとしたシステム開発なんですが、「対価は受け取らず趣味の範囲でお手伝いする」というスタンスです。いわゆるボランティア活動みたいな。

今年2月から始めたので、もう半年近くたったのですが、始めてみると結構大変でした。あれもこれもと、いろんな不具合や要望が次々にあふれ出す始末となりまして、

まあ、まだなんとかやれていますが、ちょうどいいバランスでの向き合い方が掴めていない状態かもしれません。

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仕事の内容

こんな仕事でした

今回支援している会社さんは、従業員は20名程度で年商は1~2憶の小規模なところ。経理部門の作業が煩雑ということで、システムコンサルの依頼を受けたのが始まりです。

話を聞いてみると、アクセス2003という30年前のツールを使ったシステムを、オーナー自らが作ったとのこと。

30年前というと、まだインターネットさえ企業では使われていない時代、スマホなんてありませんでした。いまだにこんな会社があるんですね。

例えばウィンドウズやエクセルといったツール類は、メーカーのサポートが切れる前にバージョンアップをするのが常識だと思っていましたが、

そんなに古いサポート切れのものを使い続けてホントに大丈夫なんでしょうか! まあ使えてるんだから大丈夫なんでしょうけど。

つまりは、アクセス2003という30年前のツールを使って作ったシステムを、現在の仕事の仕方に合わせたシステムに置き換えたい、というご要望です。

賢明なシステム経験者からしたら、まず「請負契約(成果物を事前に約束する)」は無理、といった要件ですから、

今回「ボランティアでの対応」で正解のようです! まぁ私自身は報酬を受け取らなくてもいい状態ですから、こんなこともできるんですが。

報酬は

無報酬にしたのは、今回の相手が以前からの知り合いだったので、発注者と受注者みたいな関係にしたくないというのが、本音です。(お金もらって変な関係になったらイヤだな)

実際、無職で暇な私にとっても好都合ですし、せっかく無収入で住民税非課税世帯を目指しているところですからなおさらです。

一般的なシステムコンサルティングの相場はよくわかりませんが、私の感覚では専門職なので、ひと月200万はくだらないはず。これに加えて新システムの開発を行うとなると、よほど小さなものでなければすぐ千万単位になってしまいます。

私の経験からすると、小規模であっても現状調査と新システムを企画するフェーズで200万。その後に開発範囲を合意し、設計フェーズに200万。開発フェーズに600万。テスト&リリースフェーズに200万で、計1200万といった感じでしょうか。

しかし今回苦労したのは、もっと手前の部分。顧客自身が、何をどうしたらいいのかわからない、という状態。

しかも投資余力も潤沢ではなく、今後の事業計画もよく見えてないことから、必要な機能を絞り込み、最低限の対処療法で効果を最大化を狙うことを、今回のコンセプトとしました。

半年間やってみた感想

趣味として活動してきたシステム開発ですが、まだ今年はいっぱいは続きそうです。

で、結構大変だけど悪くない、というのが実感です。

その理由は、お金をもらっていないので納期も責任もない、だからプレッシャーも少ないということかもしれません。

予定より遅れたとしても叱責されることもなく、こちらの言い値で余裕のあるスケジュールが設定できます。まぁお互いの信頼関係やビジネスマナーは十分考慮した上でです。

みなさん、これまでできなかったコトや、手間がかかっていたコトが解消すると、すごく喜んでくれますし、とても感謝していただけます。

なので、私自身の承認欲求が満たされまくります

なるほど誰かの役に立つための仕事をするというのは、こういうことなんですよね。

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仕事を趣味へ

今回、すでにサポート切れのツールや、使い勝手が悪くなったシステムをなんとかするというミッションでしたが、

一歩下がって見てみると、ほかにもこんな中小企業がたくさんあるのでは、って。

だとしたら今後ビジネスとして拡がる可能性もなきにしもあらず、って。

FIRE 卒業して、起業なんかしてみたりして(笑)

需要があるのであれば、いろいろやってみたい気持ちもあるにはあるんですが、なにしろ仕事に追われるのはまっぴらごめんですから、起業はしないかな。

とはいえ、自分がもっている特技を趣味にして、それが人の役に立つのは喜ばしいものです。

ここで言いたかったことは、

新たな趣味を見つけようと模索するよりも、もっとお手軽に始められて、しかもお金を稼げるかもしれない方法があるのであれば、それを活かさない理由はない!

ということに尽きます。

というわけなので、しばらくは趣味の活動は継続する予定でおりますし、同じような案件があれば広げてみるかもしれません(できる範囲でですよ!)

今回もくだらない話にお付き合いいただきありがとうございました。ではまた!

よかったら、こちらの記事も見てみてください。

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コメント

  1. いと より:

    pandaさま

    こんにちは。はじめまして。
    ブログ村からお邪魔しました、いとと申します。
    今春30年間勤めた会社を早期退職しまして、50歳代前半で配当金生活に入りました。
    いろいろ置かれた状況が似ていらっしゃるようでして、足跡をつけさせて頂きました。
    仕事の趣味化は、首肯する点多いです。
    私の場合はボランティア活動の趣味化に取り組んでおりまして、月に1から2週間ほど能登半島地震の被災地に入りまして災害ボランティアとして活動しています。
    被災者の方の喜ぶ顔が見たい。自分のためのボランティアです。言い方は悪いですが、趣味としてのボランティアをやっています。
    住んでいる福岡から石川まで車で通うのが苦行です(笑)。
    こちらのブログ拝読しますと勉強になります。
    時々、お邪魔させて下さい。
    暑さ厳しい折、奥様ともどもご自愛ください。

    • panda panda より:

      いと様
      コメントありがとうございます。
      当ブログが参考になったとしたら、とてもうれいしいです。
      趣味のボランティア活動、いいですね。
      まさに「情けは人の為ならず」
      今後ともよろしくお願いします!

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