(この記事は2021年11月に公開した内容を再編集しています)
私は丸4年間ほど、単身赴任を経験したんですが、
給料は少しは上がりまりしたが、生活の満足度は全く上がりませんでした。
受け取り方は様々だとは思いますが、私の場合、精神的に最もダメージを受けてしまいましたので、
単身赴任という制度自体を、制度自体とその対価の妥当性を含めて、
疑問視している立場であります。
単身生活の孤独感
単身生活も丸4年経験しましたが、早くこの生活から抜け出したい一方で、
自由気ままで、誰にも束縛されない生活のいいところもあります。
誰にも気を遣わずに、例えばエアコンの温度だったり、見たいTVだったり、
お風呂に入る時間、食事の時間、寝る時間、帰宅時間などは当然好き勝手にできます。
それまで何十年も妻や子供と共に生活してきたのですが、
たった4年の無遠慮生活によって、元の生活に不便さを感じるようになるとは。
精神的なデメリットはやはり、圧倒的に孤独感です。
日々の出来事や、子供たちの近況について、天気のこと、休みの日の計画のことを、
なんとなく会話できる。
近くに誰かがいて、話をしてもしなくても気配を感じられるというのは、
失ってみると、なんと幸せなことだったのです。
TVを見ながら、「あ、この人の名前なんだっけ?」「う~ん、わからん。歳だねえ」など、
たわいのない会話ができることは、実は非常に大事なことだと、心に刻みました。
私の心は、そこで平静を保ててたんです。
日曜日よりの使者
日曜の夜は、特に気が滅入ります。
モチベーションが全く上がらなくなったのは、いつからだったでしょうか。
月曜のタスク、来週一週間の目標、今月の目標、全て頭に入っているのですが、
やる気がでないのは、致し方ありません。
まあ、この年齢ですから(50代管理職)仕事を適当に回すことぐらいは何とかできますが、
自分自身の、達成感や幸福とはかけ離れた事に、
人生の残り少ない時間を費やしてる感覚に、やりきれない思いが湧いてきます。
そんな時に甲本ヒロトさんの「日曜日よりの使者」の歌詞を思い出したりするんですが
このままどこか遠くにつれてってくれないか
君は、君こそは日曜日よりの使者適当な嘘をついてその場を切り抜けて
誰一人傷つけない日曜日よりの使者
この曲のモデルはダウンタウンの松本さん(性暴力する前の)だとか。
本当かどうかはわかりませんが。
私も日曜夜のTV番組「ガキの使いやあらへんで」をいつも見ていましたので、
まんざら的外れではないような気がします。

「適当な嘘をついて」のところはいいですね。
私も適当な嘘をついて、退職願いを出そうかと。
パワハラ上司の事は理由にせず、ただ「一身上の都合」と。
結局、誰も助けてくれませんから、自分で何とかするしかないんですよね。
それに、私一人辞めた所で組織はきちんと機能するんですよ。
ただ、FIREを目指したことで「いつでも仕事なんかやめてやる」と思えるようになったことは
精神衛生上救いになりました。
多少はパワハラな人達の言動も聞き流すことができるようになります。
「はい、申し訳ありません」と頭を下げながら、心の中で中指を立てたりして。
今なら少しわかります。
彼らもまた、自分の地位を必死に守っていたんだと。。
単身赴任生活を経験して、そりゃ、しっかり仕事も家庭をつつがなく
こなしてる人もいるとは思いますが、
家族を分断するこの就業形態には、もっと経緯と手当を払うべきだと思うのです。
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