退職意志の表明
意志表明
2021年8月某日、上司との面談の機会がありまして退職の意志を伝えました。
いよいよ「自由への道」計画の発動です。
以前から、継続の意志はないとことを伝えてはいましたが、組織としては業務の区切りを意識しますので、私の意向は保留状態になってました。
改めて年内には退職したいとの意向を伝えた所、会社側も真剣に捉え直したようです。
この話を切り出すのは私の中でも少し躊躇があり、結局このタイミングになってしまいました。
会社の反応
やっと何かが動き始めました。組織はたぶんほころびた穴を繕おうと本気で動きだしました。
直後に以前お世話になった前職の上司から電話があり「地元の他の職場に移ることを考えられないか」と慰留の電話がありましたが、「決心を変えることはありません」と伝えました。
引き留めてもらえるのは本当にありがたい事です。
しかし私自身はすでに次の人生について考え始めているところですし、この会社にいる限りいやな人間関係から逃れることはできません。
なので、これ以上迷惑をかけないよう今の業務をさっさと引継ぎたいと思いました。
退職理由
私をここまで追い込んだ人については、今となってはそれほど恨みはありません。
私が知る限り、私の前に3人が同様の理由(モンスターな顧客理由)で退職していますが、会社は特に問題にもせず容認された事柄なんですよね、これが。
私自身は争うつもりは微塵もありませんが、ただ私のような人をこれ以上増えないことを願うばかりです。
ただ無策であった会社の責任も問われて然るべきとは思います。若い芽をつむモンスターな顧客に迎合する会社、誰も勤めたくはないですよね。
何を守るのか何を大切にしたいのか、その組織に属する個人の感性次第なんだと思います。
確かなことは、私が信頼する人達や、前途ある若者たちの未来が、少しでも明るくなればいいなと思っています。
退職願いの翌日
心の動き
昨日、退職の意志を会社に伝えてから1日が経ちました。
心境の変化というか、早期リタイヤというものが現実味を増し、実は私の心を揺さぶっています。
わかってはいましたが、組織はいったん動き始めるともう元には戻せません。
もう一人の私が問いかけます「本当に大丈夫なのか?毎月の通帳の残高はこれから減り続けるんだぞ」と。
綿密に試算した結果で勝算があると判断したはずですが、いざ動き出した歯車を目の当たりにすると、躊躇する感情は否定できません。
しかし悩んでも仕方がありません。自分で決めたことですから。
これからの短期的な動き方や、過去に遺恨を残さないための引継ぎの仕方など、考えなくてはならないことに意識を集中して現状を乗り切ろう、と思いを新たにしました。
退職日の決め方
退職までのカウントダウンが始まりました。単身赴任生活にも、やっとピリオドが打てます。
それで、仕事の引継ぎもきちんと進めなくてはなりませんが、まだ後任が決まっておらず上の方でゴタゴタしていますので、そちらはまあ決まってからということで。
12月の最後のボーナスまではきちんと頂いて、有給休暇もきちんと頂いて、頂けるものは全て頂いてから辞めたいと思います。
ホンダのように早期退職の募集があれば良かったのですが、そこは残念でした。
最後の12月は一カ月まるまる有給をとるとして、11月末にて今の住まいを引き払おうかと考えています。
退職日を決めるにあたって少し調べてみると、
例えば社会保険については、私の場合妻はパートなので私が退職するとたぶん2人とも国民健康保険へ切り替えることになりそうです。
なのでこの場合、12月31日付で退職としないと、12月分の保険料を自己負担する必要があります。
また所得税については締め日が12月31日なので、これ以外の日を選択すると年末調整の対象から外れてしまい、自分で払いすぎた税金の還付申告をする必要があるようです。
これはハードルが高いので、やはり12月31日付で退職するのがよさそうですね。
一刻も早く逃げろ
今日とっても嫌なことがありました。私が苦手としている人から30分以上、ねちねちと。体調が悪いことを伝え、早々にその場を立ち去りました。
一刻も早くこの状況を打開しないと、本当に自分が壊れてしまいます。
会社に退職の意志は伝えてるし、早めに引継ぎを始めたいのですが、後任が見つからないのか、宙ぶらりんな感じが続いています。これもストレスです。
嫌な事をいつまでも考えるよりも、他のもっと楽しみなことに意識を向けるのが良いですね。
引越の事、自宅に戻ってしばらくは何もしないと決める、家族や両親と食事をする、自宅をどんな風にリフォームしようかと考える、どのバイクを買おうか、まず最初にどこに旅行に行こうか、などなど。
退職後の事を考えると、だいぶ気が楽になります。
職場の人間関係に悩ませられている方が、世の中に、どれくらいいらっしゃるかはわかりませんが、私がいる会社のように改善の余地がないようでしたら、一刻も早く逃げ出す事をおすすめします。
逃げ出し方はいろいろあります。私のような年寄りは退職という選択肢もありますが、仮病を使ってでも、まずはその場所から逃げることです。
どうかみなさん組織に潰されないよう、あなた自身とあなたが大切にする人たちの人生を大事にしてください。
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