単身生活の孤独感
単身生活も丸4年経験しましたが、早くこの生活から抜け出したい一方で、自由気ままで、誰にも束縛されない生活のいいところもあります。
誰にも気を遣わずに、例えばエアコンの温度だったり、見たいTVだったり、お風呂に入る時間、食事の時間、寝る時間、帰宅時間などは当然好き勝手にできます。
それまで何十年も妻と共に生活してきたのですが、たった4年の無遠慮生活によって、元の生活に不便さを感じるようになるとは。
デメリットはやはり孤独感。
日々の出来事や、子供たちの近況について、天気のこと、休みの日の計画のことを、なんとなく会話できる。近くに誰かがいて、話をしてもしなくても気配を感じられるというのは、幸せなことですよ。
TVを見ながら、「あ、この人の名前なんだっけ?」「う~ん、わからん。歳だねえ」などと、たわいのない会話ができることは、実は非常に大事なことだと、心に刻みました。
日曜日よりの使者
日曜の夜は特に気が滅入ります。モチベーションが上がらなくなったのは、いつからだったでしょうか。
月曜のタスク、来週一週間の目標、今月の目標、全て頭に入っているのですが、やる気がでないのは致し方ありません。
まあ、この年齢ですから仕事は何とかなりますが、自分自身の幸福とはかけ離れた事に、人生を費やしてる感覚に耐えきれなくなります。
こんな時に甲本ヒロトさんの「日曜日よりの使者」の歌詞を思い出します。
このままどこか遠くにつれてってくれないか
君は、君こそは日曜日よりの使者
適当な嘘をついてその場を切り抜けて
誰一人傷つけない日曜日よりの使者
この曲のモデルはダウンタウンの松本さんだとか。
本当かどうかはわかりませんが。私も日曜夜のTV番組「ガキの使いやあらへんで」を見ていましたので、まんざら的外れではないような気がします。
「適当な嘘をついて」のところはいいですね。
私も適当な嘘をついて、退職願いを出そうかと。パワハラ上司や変わった顧客の事は理由にせず、ただ「一身上の都合」と。
結局、誰も助けてくれませんから、自分で何とかするしかないんですよね。それに、私一人辞めた所で組織はきちんと機能するんですよ。
ただ、FIREを目指したことで「いつでも仕事なんかやめてやる」と思えるようになったことは精神衛生上救いになりました。
多少はパワハラな人達の言動も聞き流すことができるようになります。
「はい、申し訳ありません」と頭を下げながら、心の中で中指を立てたりして。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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