さて2025年も半分が過ぎました(現在6月30日)。今年2025年の日経平均ですが、前年末から1月ごろまでは、3800~4300円のレンジ相場を行ったり来たりの状態が続いていました。
しかしその後4月のトランプ関税の影響で、株式相場は大幅に下落することになりました。同時に為替相場も一気にドル安方向に進み、2025年1月時点では1ドル155円だったのに、4月には141円付近まで下落してしまいました。
前回2024年末の資産総額は9,853万円、もうすぐ「億り人」と、
はしゃいでいたパンダですが、株安とドル安で大きな被害を受けてしまいましたので、その凹み加減と立ち直り加減を振り返ってみたいと思います!

相場格言に「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければいけない」というのがありますが、「稲妻が輝く瞬間」は今回のような歴史的な急落の後に見られる、一時的で劇的な株価上昇を指します。
2025年上期末時点の総資産
総資産状況推移
トランプショックにより、2025年上期の日経平均は暴落しました。
この時の総資産は、2024年末時点から1,453万円下げて、8,400万円になりました。実に14.3%の下げ幅です。

あまりの下落スピードに反応できずに、関税問題の早期決着を期待して、放置することに決めました。ここで狼狽売りなんてトンデモナイ。これでも投資歴20年です。
一度は30,792円まで下落した日経平均も、翌々日の4月10日には34,000円まで回復しましたので、
その後は「半値戻しは全戻し」という相場格言を心の中で唱えながら、ひたすら我慢の日々をすごしたのでした。
結果、6月末時点では終値で4万円台(40,487円)まで戻しましたので、一安心といったところですね。

「半値戻しは全戻し」という相場格言の意味は、下落幅の半分まで値を戻した相場は、今後もとの水準まで戻る勢いがあるということです。
それで、6月末時点の資産状況は以下のとおり(単位は万円)。
総資産推移
分類 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年6末 | 比率 | 最新ー前期 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
株式 | 2,600 | 3,603 | 4,409 | 5,696 | 6,412 | 6,132 | 62% | -279 |
投資信託 | 734 | 1,087 | 1,009 | 600 | 740 | 698 | 7% | -42 |
預貯金 | 1,050 | 798 | 231 | 374 | 474 | 326 | 3% | -148 |
iDeCo | 1,343 | 1,443 | 1,227 | 1,738 | 2,227 | 2,165 | 22% | -62 |
合計 | 5,727 | 6,931 | 6,876 | 8,408 | 9,853 | 9,322 | 100% | -530 |

資産はどのくらい溶けたのか
2024年6月末時点の資産は9,322万円です。
2024年末と比較すると、マイナス530万円です(評価額ベース)。
暴落時も動かず騒がずでしたが、このくらいで済んでホッとしています。
株式投資に全振りしている私のポートフォリオでは、いつでも15%程度の増減リスクを抱えています。なので、今回一時的ではありますが14.3%の下げは想定の範囲内とは言えますが、実際はやはり肝が冷えますね。
結果戻してくれたので良かったのですが、ここで「守り」に入るべきかどうかは、考え処です。
現在、預貯金は超少なめ(全体の3%)ですから、この先のインフレにも十分耐性はあると思いますが、今回のような暴落は、心安らかではいられません。
2025年下期は、リスク資産の割合を少し減らすことも考えたいと思います。
まとめ
- 総資産は9,322万円、前期マイナス530万円(億り人からさらに半歩後退)
- 2025年下期は、債券などの低リスク資産を検討する
トランプ関税決着の見通しは立たず、日本企業の業績悪化が避けられそうにないですが、一方でカナダやEU諸国との連携により、米国に依存しない新しい経済圏に発展する可能性もありそうです。
そうなった時に、日本企業が新秩序側に加わり、米国依存から脱却する兆しがでてくると、日本企業がさらに強くなるチャンスがくるのではないかという期待もあります。
また7月末の参議院選挙において、自公政権が過半数割れに追い込まれ、減税気運が高まれば、日本国内の経済も活性化され、内需企業が底堅く伸びていくという期待もあります。
などといった期待を踏まえた2025年下期の投資戦略ですが、現預金比率を5%で、債券を5%、株式や投資信託が90%、そのうち25%が米国株インデックス投資信託で、75%が日本の個別株というポートフォリオでいこうかと思います。
2025年下期が、皆さんにとって良い相場でありますように!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ではまた!
前回2025年末の資産状況はこちらです。

投資の勧めです。

後悔しない生き方、経済的自立の話です。ぜひご参考に。

リタイア生活の実態はこちら。

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