国民年金の免除申請
国民年金の手続きに行ってきました。昨年12月で退職しましたので、1月からは国民年金の1号被保険者となります。
手続きは区役所で所定の書類を提出すればOKです。また、しばらくは無職ですので、年金保険料の免除申請も合わせて行っておきました。
フリーターや自営業者であれば、1か月あたり1.6万円程を支払う必要があるはずですから、うちは夫婦二人分ですので1か月あたり3.3万円。
支払う場合は年間40万円程(10年で400万)の出費となりますが、全額免除、3/4、1/2、1/4免除などの申請が可能です。もちろん、免除された分、当然支給される額が減額されるんですがね。
例えば全額免除されている期間による支給額への反映割合は1/2になりますので、そもそもが40年で期間満了ですから、
私の場合は30年分は支払い済みで、残りの10年分が1/2となり、35/40=87.5%となります。つまり満額では月額6.5万円ですが、これが5.6万円くらいに減額されてしまいます。実際は厚生年金分がプラスで10万円程ありますので15.6万円ですね。
ついでに私の妻の場合は、32年分が支払い済みで、残りの8年が1/2となり、36/40=90%つまり月額5.8万円くらいになります。
なので今回免除申請をしたとしても、夫婦合わせて21万くらいはもらえそうです。
減額されるのがどうしても辛いという場合は、10年間は追納(後から納付)可能ですから、収入の見込みができたらまとめて払うこともできます。
また年金収入を増やしたい方には、繰り下げ支給という制度もあります。
これは65歳ではまだ年金を受け取らずに、受給開始を遅らせる代わりに、支給額を増額してもらうという制度です。
75歳になるまで1年繰り下げるごとに8.4%ずつ支給額が増えるので、2年繰り下げると16.8%増額されます。私のように保険料支払いを免除された代わりに87.5%に減額されたとしても、2年繰り下げで16.8%増額されると元に戻ります。
さらに遅らせて最大で84%まで増やすことも可能です。まあ寿命次第ですよね。貰わないうちに死んだら、それはそれでもったいない気がしますから。
年金の支払い額は、ねんきんネット|日本年金機構 (nenkin.go.jp)から試算可能ですから、繰り下げした場合の支給額などは、こちらで確認できます。50代の方は是非試してみてください。
今後も年金制度が変更されることが予想されますが、我々50代くらいの方に対する変更は少ないのではないかと期待しています。繰り下げ時の増額率などは、今後引き下げられる可能性がありそうですが。
私の場合、資産を切り崩して年金保険料を納めるのではなく、65歳時点の健康状態と資産状況を考えてから受給開始時期を決めようと思います。
実は、年金は「いくらもらえるのか」、ではなく「いくらもらうことにしようか」と、自分を主語にして計画することができます。
ハロワで失業申請
ついでに失業保険の申請もしてきました。こちらは住所管轄のハローワークです。
私の場合は、「自己都合退職」ですので給付期間は150日です(会社都合だと330日)。しかも待機期間が2か月(人によっては3か月の場合もあります)ありまして、初回給付が5月くらいでしょうか。
退職理由は重要です。例えば上司のいじめなどで精神的な疾患を患った場合などは、「特定理由離職者」という位置づけとなり、待たされることなく支給されるようです。
ただ客観的な証拠等が必要になるようですので、事前にそういう制度があることを知った上で、診断書や会話の録音などが必要かもしれません。(あくまでも自己責任でお願いします)
それで次週、雇用保険説明会というのがあって、そこから求職活動と失業認定の繰り返しが始まるようです。
求職活動は、実際にセミナーに行ったり、面接したりする必要がありそうですので、これから傾向と対策を検討します。情報はネットにあふれてますので安心ですね。
まあ、どんな仕事があるのか興味はあります。条件が良ければ再就職もありですが、ブログ書く時間と休暇が取りやすい事が前提ですね。まあこれも社会勉強ですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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