夫の在宅ストレス症候群
夫の定年退職後に心身の不調を訴える妻が増えているらしいです。これらの病気を総称して、「夫源病」とか「主人在宅ストレス症候群」とか呼ばれているそうです。
この「不調」は、夫の言動に強いストレスを感じることによって、妻が心身に不調をきたすという病気です。主な症状の特徴は、
- 不眠や食欲不振、鬱症状
- 夫が在宅だと頭痛やめまいがする
- 夫に叱られると吐き気や動悸・息切れがする
など。
これって、もはや夫婦の関係ではなく、嫌な上司と部下の関係に近いような感じですね。実際、私が経験した嫌な顧客との関係でも、おなじ様な「動悸」を感じた事があります。
ストレスが高じると、高血圧やぜんそく、脱力感や冷や汗、震えなど、さまざまな症状に襲われるようになるそうです。ストレスとはいかに恐ろしいものか。
適度な距離をとる
定年後、夫は妻と旅行に行きたがり、妻は女友達と旅行に行きたがるそうです。わかる気がします。
定年退職後の夫は、会社関係の友人、同僚は徐々にいなくなり、一緒に飲みに行ったり、愚痴を言いあったりする相手はいなくなります。
結果として、どこへ行こうにも妻の他に一緒に行動してくれる相手がいなくなるわけです。
一方妻の方は、ご近所さんや趣味の友達など、以前から結構友達を持っていますから、「何も夫と行かなくても」となるようです。
う~ん、大いに私も思い当たります。
そもそも夫に会社以外の遊んでくれる友達がいないのがいけない。
お互いに過度に依存せず、自立した人間として適度な距離を保ち、あまり一緒にいないことが、よりよい夫婦関係を保つ秘訣かもしれません。
共通の趣味を一つか二つ持って、ときどきは一緒に趣味を楽しみ、それ以外では自分の生活圏を持ちながら、尊重しあうことが大切です。
また四六時中同じ空間にいるのはやめて、物理的にも一定の距離を置くことが重要です。
例えば、独立して使わなくなった子供部屋に居城を構え、そこで好き勝手に自分の趣味に没頭すればいいんです。
私も先日、子供部屋を改装してpanda部屋を確保したところですので、机とパソコンを設置して、そこにこもってはブログを書いたり動画を見たり、好きな音楽を聴いたりしています。
これで、適度な距離を保った平穏な夫婦関係が築ければよいですが。。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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