退職後の家計管理について、今回あらたに導入したい方法を中心にお話しします。
家計管理の目的
家計管理の目的ですが、収入がなくなった我が家では、現在の資産を運用しながら取り崩してくつもりです。
しかし計画以上に使ってしまったり、思ったような運用益が得られなかった場合に、計画を変更していかなければなりません。
そのためには、家計の日々の状況を正確に把握する必要があるのです。しかも簡単に。
したがって、家計管理に必要な機能としては、大きくは以下の3点です。
- 支出が簡単にもれなく記録できること
- 口座管理も簡単に行えること
- 夫婦二人で入力・参照ができること
家計簿ソフト(Money Forward Me)の導入
今回導入予定の家計簿ソフトは「Money Forward Me(無償版)」です。
panda家では、これまで家計簿ソフトは夫panda(私の事です)のみ利用していましたが、今回家計全体を簡単に把握する方法を検討します。
今回Money Forward Meは無償版を利用します。
これまではZaimというソフトを利用していまして、これはこれで特に不便はなかったのですが、今回panda家全体の金融資産をMoney Forward Meで管理することにしました。
このソフトを選んだのは、今後確定申告をする際に、その機能が無料で利用できそうだという理由です。(まだ詳細は調べていませんが)
Money Forward Meを利用する上で考慮する必要があったのが、複数利用者で入力可能なことです。
これについては、妻にもこのアプリをインストールしてもらい、同じアカウントを複数端末から利用する形をとろうと思います。
したがって、私の個人アカウントとは区別するために、今回2つ目のgoogleアカウントを別途作成します。
こちらは、クローム(ブラウザ)の右上に表示されている丸いアカウントのマークをクリックして、「別のアカウントを追加」を選択すれば簡単に作成できました。
金融機関と連携
ご存じの方も多いと思いますが、最近の家計簿ソフトは、銀行口座とのデータ連携を設定することができます。要するにボタン一つで銀行預金の残高が照会・表示できるということです。
これまでは、個別に各銀行にログインして残高照会をしていましたが、その手間が不要になります。
今回私は、クレジットカードの引き落とし先である楽天銀行、みずほ銀行など合計5社を連携します。(無料版では10社まで連携が可能です)
また、クレジットカード会社と連携することによって、各社での利用明細がすべて家計簿の支出実績として連携されますので、ユーザーは費目(食費だとか、家電、日用品など)の設定のみを行えばよいことになります。
一方現金で支払ったものは、直接手入力するか、レシートをスマホのカメラから読み込むこともできますので、誤入力防止にもなりそうですね。これは妻が喜びそうです。
現金残高の管理機能
例えば月の始めに現金を銀行からおろして食費や日用品の購入を行う場合、この現金残高の管理が必要です。
クレジット払いでなければ、自動連係はされませんので、使う都度インプットする必要があるのですが、この時便利なのが財布機能です。
これは、銀行口座と同様に「財布口座」を作成し、連携先を「「財布(現金管理)」とすることが必要です。そして、現金を支払った際の入力時は、支払い元をここで作成した財布口座名にすれば、現金残高の管理が行えます。
財布を作成する方法(マネーフォワード MEのサポートサイト)
予算設定と総資産の見える化
今回panda家においても、結局いくら使ったのかを集計するだけではなく、予算に対してどれくらい使ったのか、予算は達成できるのか、といった管理方法をとっていこうと思います。
というのも、今後収入がなくなり、資産を取り崩していく訳ですから、当然野放図に使ってよいものではありませんし、最低限これだけは基礎生活費として必要という金額をきちんと見極めたいわけです。
ということで12月から向こう1年くらいは、どれくらい使ってよいものかをお試しする意味もかねて、きっちり家計管理をしていこうと思います。
また、総資産の見える化という意味では、これまでエクセル上で管理していた、現金資産と投資資産についても、このソフトを使えば全体把握が容易になりそうですので、これから、証券口座との連携も行っていこうと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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